クックパッドも恐れ入る。村上春樹は【飯テロ】だ。
「騎士団長殺し」が発売されてからはや1週間。まだ読んではいない。文庫化されるのを気長に待つ。私は単行本が読めないのだ。なぜかって?重くて読む気が失せるからw。それだけ。
先日、久しぶりに「海辺のカフカ」を手に取ると、1箇所だけポストイットが貼ってある。メタファーの部分ではないことは確かだ。メタファーに貼ろうとすると、全ページに貼りかねない。
なんだろう?ワクワク.....
彼の勧めるサンドイッチは見るからにおいしそうだった。僕は礼を言って、それを受けとり食べる。柔らかい白いパンにスモーク・サーモンとクレソンとレタスがはさんである。パンの皮はぱりっとしている。ホースラディッシュとバター。
(中略)
彼はポットに入れたブラック・コーヒーをマグカップに注いで飲み、僕は持参したミルクの紙パックを開けて飲む。
「海辺のカフカ」で1番印象に残った部分がココらしい。きっと私だけではないだろう。そう願うw。実際にこのサンドを私は何度も作って食べた。今でも時々作るほど定番になっている。見た目、味共にシンプルで素材を感じる味。
バターをはさむ......!!
サンドイッチにバターをはさむなんて衝撃だった。大抵チーズ、或いはマーガリン、マヨネーズ系じゃない?それがバター!にホースラディッシュ。
美味。チーズとかいらない。
きっとこの先も作り続けるだろう。クックパッドも恐れいる美味しさのレシピ。ありがとう飯テロ春樹。